裏側の世界

夕方、雲がきれいだと娘が教えてくれたので、しばらく一緒に見ていました。
雲の向こうに、太陽が沈んでいって、雲のシルエットが、夕焼けの光に縁どられて、浮かび上がっていました。
娘が「こっちは、裏側みたいだね。」と言いました。
確かに、雲の向こうは光輝いていて、こちらは、どんどん暗くなっていくので、表と裏のように感じます。
「もしかして、こっちは、裏面なのかもね?」なんて二人で笑いました。

翌日、洗濯物を片付けていたら、ちょうど窓の向こうに夕焼けが見えました。でも、今日は、太陽がまっすぐに見えます。ちょうど、太陽の周りだけ楕円形に雲がなくて、まるで目玉のように太陽が光っています。
「こっちも表だったんだ!」
隣の部屋にいた娘を呼んできて、また一緒に夕焼けを見ました。